Webマーケティング支援、Webサイト・アプリケーション開発、システムの保守・改修などを手がける株式会社バモアクトは、パキスタンのICT企業と連携し、日本国内の顧客向けに開発サービスを提供しています。
同社は、創業期から競争力のある価格と国内水準の品質を両立させる開発体制を模索していました。 パキスタン企業との協業は、進行中のプロジェクトへの対応をきっかけに始まり、その後、継続的なシステム開発・保守・改修へと発展しました。
この連携の重要な特徴は、役割分担にあります。 協業における重要な特徴は、日本側が顧客とのコミュニケーションや要件整理を担い、パキスタン側が開発面で専門性を発揮する体制です。 特に、日本語で顧客対応やプロジェクト調整を行えるブリッジ人材の存在により、要件の認識違いやコミュニケーション上のリスクを抑え、円滑なプロジェクト運営につなげています。
株式会社バモアクトは、パキスタンのエンジニアについて、若く優秀な人材が多く、誠実に業務へ取り組む姿勢を評価しています。 同社によれば、顧客からは、国内開発と比べても遜色のない品質とサービスが提供されているとの評価を得ています。 また、複雑な要件を伴う開発案件においても、パキスタン側の技術チームが柔軟に対応し、長期的な顧客関係の構築を支えています。
一方で、安定した開発体制を維持するには、継続的な案件の確保や、開発後の保守・追加開発を含めた長期的な関係づくりが重要です。 同社は、顧客の課題を継続的に把握し、運用支援や改善提案につなげることで、パートナー企業との安定した協業体制の構築に取り組んでいます。
本事例は、日本企業がパキスタンのICT企業との協業を成功させる上で、技術力やコスト競争力に加え、日本語による顧客対応、明確な役割分担、継続的なコミュニケーションが重要であることを示しています。 日本側の顧客理解とパキスタン側の開発力を組み合わせることで、品質、柔軟性、コスト効率を両立した開発サービスを実現できる可能性があります。
